猪俣淳の不動産投資コラム

シリーズ連載: 猪俣淳の「不動産投資の正体」

LIFULL HOME'S 不動産投資コラム

熊本震災派遣レポート1

image001

熊本空港の周辺エリアを上空から見ると屋根にブルーシートを掛けた建物が目立ちます。

image002

装備を整え、熊本入りです。
現地で賃貸管理業を行っているIREM-JAPAN(アイレムジャパン=全米不動産管理協会日本支部)会員の要請で被災建物の応急危険度判定に向かいました。

空港から市内に向かう途中にも、上部構造物が損壊した商業施設や

image003

すべての階で、窓と窓の間の壁にX型のせん断破壊跡がみられる高層住宅などの姿が見られます。

image004

一方、壁式工法とみられる低層の団地や

image005

比較的新しい高層住宅では、とくに被害は見受けられません。

image006

D建託の新しい木造重層長屋や

image007

平成初期バージョンのLパレスも特に目立った被害は見られません。

image008

かといって、比較的新しいRCでも柱脚の破損などが発生している建物もあって、構造・階数・平面計画・立面計画・重量バランス・地盤・地震波の長短などの要因が複合的に影響を及ぼしあって被害の多寡を決定するということ
が、あらためてわかります。

image009

教科書で習った部分が、教科書で習った通りに壊れていて、それはおそらくこういった応力が発生して、この部分にこういった力が加わったのだろうということを想起させます。

image010

最初の数棟は、判定に習熟するため全員で調査を行いましたが、参加した一級建築士全員がナルホドと得心していました。

image011

建物躯体が大きく損傷した建物には・・

image012

(ガス管が外れてしまっています)

image013

危険を示す「赤紙」を張っていきます。

image014

古い擁壁は崩れてしまったり

image015

孕んでいたりかなり危険な状態になっているものが数多く見受けられます。

image016

古い木造アパートでは土台がシロアリに食われてズブズブになっているものも・・・

初日は、比較的被害の少なかった渡鹿(とろく)エリア周辺を回りましたが、二日目以降は大きな被害を受けた益城町も含め、もう少し広いエリアを調査します。

午後から強い雨になるようなので、頑張って午前中に件数をかせがないと。

でも、調査中や、寝袋にくるまってウトウトしているときにグラッとくると震度3程度でもビクッとしますね。

【このコラムの著者】

猪俣淳

猪俣 淳(いのまた きよし)1961年生れ横須賀市出身
株式会社アセットビルド 代表取締役

不動産・建築分野で30年以上働き、不動産管理・不動産売買・建築・投資・金融・保険の各分野における26の資格を持ち、みずからも収益物件の購入・売却・運営・資本改善を行う実践不動産投資家。
著書に「不動産投資の正体」「誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略」(住宅新報社)など多数。
新聞・雑誌への寄稿(ビジネス専門誌・一般週刊誌・海外も含む業界誌)、年間70件を超える全国での講演活動、ラジオ・TVなどへの出演もある。
また、IREM-JAPAN(米国不動産管理協会日本支部)の理事を兼任し、日本で数人のファカルティ(講師)資格を持つ。
ブログ「不動産投資にまつわる100の話」(人気ブログランキング最高位1位)。

保有資格:
一級建築士・米国認定不動産投資顧問資格(CCIM)・米国認定不動産経営管理士(CPM)・同講師(ファカルティ)資格・同MPSA試験採点官(グレーダー)資格・不動産証券化協会認定マスター・不動産コンサルティングマスター・不動産アナリスト・日本FP協会認定AFP・ファイナンシャルプランニング技能士・相続アドバイザー・相続対策専門士・宅地建物取引主任者・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士・賃貸住宅査定主任者・震災建物応急危険判定士・住環境測定士補・防火管理者・貸金業務取扱主任者・損害保険リテール資格・生命保険募集人資格・ハウジングライフプランナー・住宅メンテナンス診断士・住宅インスペクター・事業承継スペシャリスト

他のコラム著者も見てみる

不動産投資家によっても違いは様々。
LIFULL HOME'Sが厳選した不動産投資家や専門家のコラムから色々な不動産投資スタイルを吸収してライバルに差をつけよう!

橋本秋人

シリーズ連載: 実践派コンサルタントが見たFP的不動産投資事情

最新コラム: 20××年、ノストラダムスの大予言はあるのか?

LIFULL HOME'S PRESS

シリーズ連載: HOME'S PRESS編集部

最新コラム: 新たに始まる「住宅ストック循環支援事業」は特色のある制度に

田中圭介

シリーズ連載: ASEAN地域の海外不動産投資の現状

最新コラム: 【No.15】 各国の不動産投資の現状 〜ミャンマー編 その2 経済状況について~

佐藤益弘

シリーズ連載: 不動産投資を始める前に知っておきたいこと・始めた後に確認したいこと

最新コラム: 民法改正と不動産投資(1)~どうして変わるのか?

菅井敏之

シリーズ連載: 誰も教えてくれなかった「銀行」~その傾向と対策~

最新コラム: 【第四回】必ず行っておきたい、銀行との「コミュニケーション」

LIFULL HOME'S不動産投資フェア

シリーズ連載: 2017/1/28 HOME'S不動産投資フェア出展企業インタビュー

各出展企業インタビュー記事はこちら

LIFULL HOME'S マーケティング部 データ編集担当

シリーズ連載: ユーザーの本音から探る不動産投資

最新コラム: 将来性を秘めた街 『都心』エリア

鈴木 学

シリーズ連載: 海外不動産融資事情

最新コラム: 第五回:海外物件購入、日本で資金調達は可能か?

石渡 浩

シリーズ連載: 不動産投資に有益な融資を受けるための知識

最新コラム: 第4回 税引後キャッシュフロー偏重の盲点 銀行は決算書のここを見る(後編)

北野 琴奈

シリーズ連載: 今後はどうする?不動産投資と資産形成・運用の考え方

最新コラム: 海外不動産を活用した節税法の行方は?

右手 康登

シリーズ連載: CPM®流「相続・不動産経営 実践術」 右手 康登のコンサル「みぎからひだりへ」

最新コラム: 島国の中での常識 VS グローバルスタンダードを知ることの重要性

末永 照雄

シリーズ連載: 失敗しない不動産投資の法則

最新コラム: 稼げない土地の活用術「トランクルーム」

寺尾 恵介

シリーズ連載: 不動産投資の事業化計画

最新コラム: 12.【最終回】事業化のQ&A

伊藤 英昭

シリーズ連載: 伊東英昭氏の不動産投資コラム

最新コラム: vol.13 マンションと高級車

不動産投資・収益物件を検索するなら【LIFULL HOME'S 不動産投資】賃貸経営[マンション経営・アパート経営]をお考えなら、まずは掲載中の投資物件[投資用マンション・売りアパート・一棟売りマンション]を地域や価格帯、会社で検索して、価格や想定利回りで絞り込み!気になる投資物件を見つけたら物件の周辺情報を調べたり、収益シミュレーションを使って実際の運用をイメージ出来ます。不動産会社へはメールか電話でお問い合わせ・相談が可能です(無料)。不動産投資による資産運用をお考えなら【LIFULL HOME'S 不動産投資】

ページトップへ