LIFULL HOME'S 不動産投資編集部の不動産投資コラム

シリーズ連載: 不動産投資を始める人のノウハウ

LIFULL HOME'S 不動産投資コラム

【不動産投資】お勧めの勉強法5ステップ~初心者向け~

不動産投資を始めるならば、最低限の学習は必要不可欠です。
不動産投資は「投資」ではありますが、その実情は「経営」に近いものがあり、事前に身に付けておくべき知識は多岐にわたります。

初めから不動産に関する高度な知識を得る必要はありませんが、不動産投資・賃貸経営に関わる不動産用語の意味や基礎的知識はしっかりと理解しておきたいものです。

そこで今回は初めて不動産投資に取り組もうとしている初心者向けに、必要な知識を学ぶためにお勧めの勉強法を、5つのステップに分けて紹介します。

勉強の順番が大事

ただやみくもに不動産投資の勉強をしていても、効率が悪かったり、うまく知識が身に付かなかったりすることもあります。

例えば勉強意欲ばかりが先走ってしまい、いきなりセミナーに参加してしまう人も少なくありません。しかし全く知識がない状態では、不動産関連のセミナーに参加してみたところで専門用語などを理解できず、あまり役に立たなかったということにもなりかねないでしょう。

勉強には、順番が大切です。
そこで、効率的に不動産投資の勉強ができるお勧めの順番をご紹介しましょう。

1. インターネットで基礎知識を得る
2. 書籍を読んでさらに基礎知識を補強する
3. セミナーに参加する
4. 他の投資家たちとの交流を持つ
5. 物件見学や不動産訪問などで実践的に勉強する

一つ一つ詳しく解説していきます。

ステップ1. インターネットで基礎知識を得る

まずは、最も身近なツール、インターネットを活用しましょう。

不動産投資について全くの初心者であるならば、まずは不動産投資がどのようなものなのか、全体像を把握することが重要です。

●不動産投資とはどのような投資なのか
●株やFXなど他の投資手法とどう違うのか
●不動産投資のメリット・デメリット
●物件の種類
●どのような流れで物件を購入するのか

最初は広く浅くの情報でも構いません。大まかな基礎知識を得るために「不動産投資 メリット」や「不動産投資 流れ」「不動産投資 リスク」などのキーワードで検索し、できるだけ多くの記事を読んでみましょう。

LIFULL HOME’Sでも、不動産投資ビギナー向けに基礎中の基礎を分かりやすく解説したサイトを展開しています。ぜひ参考にしてみてください。
参照:はじめよう不動産投資

インターネットから情報を得る際の注意点

不動産投資の全体像を把握するのに有効なインターネットですが、注意しなければならないこともあります。

Web上には多くの情報が存在し、誰でも簡単に情報提供することができます。つまり、中には間違った情報が含まれていることもあるのです。
インターネットの記事を参考にする場合には、記事の発信元をよく確認しましょう。信ぴょう性がある記事なのか、信頼度の高い発信元かどうかを見極め、正確な情報を自ら取捨選択する必要があります。

また数多くの記事を読むことで、自然と記事の正誤判断ができるようになるでしょう。

ステップ2. 本を読んでさらに基礎知識を補強する

不動産投資の勉強法で最も大切だと言われているのが「本」での学習です。
インターネットと比べて書籍代がかかりますが、必要な情報・知識が体系的にまとめられているため、不動産投資の勉強には非常に有効です。
広く浅くのインターネットに対し、本での学習はより深い基礎知識を得ることができるでしょう。

不動産投資を学べる参考書には、一般的に下記の4つのタイプがあります。

(1)専門用語について学べる本
(2)不動産投資全体について学べる本
(3)実体験に基づいた本
(4)あるピンポイントのテーマに特化した本

(1)専門用語について学べる本

辞書的に使える本として、不動産事業に特化した用語辞典などが出版されています。学習中やセミナーに参加した際など、分からない用語の意味を把握する際に活用できるでしょう。

不動産経営や不動産取引には、多くの専門用語が存在します。初心者には聞き慣れない言葉が頻出しますので、常に手元に置いておき、分からない単語をすぐにチェックするのにお勧めです。

(2)不動産投資全体について学べる本

不動産投資そのものが、一体どのようなものであるかを知るために必要な情報を得ることができます。不動産業界や不動産投資について「基本」とされる内容を学ぶための本です。
先述した用語辞典と併せて読むことで、より学習の効率が上がるでしょう。

教科書形式の本は、知識を段階的に整理し、効率的に勉強を進めることができます。教本形式で少しずつ学べるものもあり、初心者に特にお勧めでしょう。

(3)実体験に基づいた本

すでに不動産投資で成功を収めている先輩投資家たちが、その経験や実績に基づいて執筆した本も数多く出版されています。
書籍によっては中級者・上級者向けのものもあるため、レビューなどで事前に内容を確認するようにしましょう。

よりリアルな不動産投資の世界や、投資家によって異なる独自の投資スタイルなどを知ることができます。
その手法をそのまま真似することで同じように成功を収められる、ということではありませんが、1つの例として参考にし、自分の選択肢の幅を広げることができるでしょう。

(4)あるピンポイントのテーマに特化した本

「アパート経営術」「税務」「収支計算」など、あるピンポイントのテーマに絞って書かれた本もあります。
ある程度不動産投資の基礎知識を押さえたら、ぜひこうした書籍も読んでおきましょう。

よりテーマを狭く絞って、深く理解するための本なので、とっつきにくい印象もあるかもしれません。しかし、物件を購入し不動産経営を始める前に、必ず必要となる知識です。
初心者向けに分かりやすく書かれた本もありますので、ぜひ必読書の1つに加えてみてください。

ステップ3. セミナーに参加する

本で基礎的な勉強を進めたら、先輩投資家や専門家が講師を務めるセミナーに参加してみましょう。日々、リアルタイムで変化していく不動産事情を正確にキャッチアップするためには、こうした場所での学びはとても有効です。

「初心者向け」「年収○○万円の人向け」「サラリーマン大家さん向け」など、セミナーにはそれぞれ具体的なテーマや対象となる人が設定されているケースが多いです。
自分に合ったセミナーや、興味のある講師が行うセミナーなどを選んで参加するとよいでしょう。

セミナーでは、個別相談や質問できる場が設けられている場合があります。分からないことや疑問に思っていることを、直接専門家に聞くことができるのは大きなメリットです。

他にも、同じ志を持つ人たちから刺激を受けたり、似たような投資スタンスを持った投資家仲間に出会えたりする可能性もあるでしょう。交流によって新たな情報やノウハウを得られるかもしれません。モチベーションアップにもつながるでしょう。

ステップ4. 他の投資家たちとの交流を持つ

セミナーにおいて、他の投資家に出会う可能性もありますが、より積極的に交流を持つ方法として「投資家コミュニティに参加する」というものがあります。

大家さんに特化したコミュニティや投資家のコミュニティなど、さまざまなコミュニティが存在します。
すでに不動産経営で成功している先輩投資家などと交流できる可能性もあり、そこから得られるフレッシュな情報・知識・ノウハウは、非常に有効です。本などの独学からはなかなか得られない、対面ならではのメリットでしょう。

人脈は、不動産投資において重要なポイントです。思わぬ情報が得られたり、物件を紹介してもらったりなど、後々どんな形であなたに利益をもたらすか分かりません。
積極的に不動産投資に特化したコミュニティに参加し、交流を深めましょう。

ブログやSNSでの情報取得も有益

Web上では、さまざまな投資家たちが自身の不動産経営の経験や実績をブログに載せたり、SNSで情報発信したりしています。その中から、自分と同じようなシチュエーションの人や、初期の資金レベルが近い人を見つけ、彼らが学んでいることをチェックしてみるのもお勧めです。

それらを参考にしたり、気になる投資家がいればコンタクトを取ったりしてみるのもよいでしょう。
何かしら有益な情報が得られたり、人脈が広がったりするかもしれません。

ただし、実体験をつづった書籍と同様、これらの情報はあくまで一投資家個人の意見であり、各投資家独自の投資スタイルです。真似することで自分も確実に成功できる、という訳ではないことを覚えておきましょう。

ステップ5. 物件見学や不動産訪問などで実践的に勉強する

ここまで来れば、不動産投資についてある程度の基礎知識が身に付いていることと思います。
次はその知識を持って、現地で物件を見たり不動産を訪問したりするなど、外に出て実践的な勉強をしていきましょう。

すでに不動産経営に成功している投資家たちは、とにかくたくさんの物件を見ているといわれています。実際に現地で物件を見るという作業は、物件の良しあしを判断する目を養うための非常に重要な学習です。

また初心者の場合、多くの物件を見ることで、どのような物件に投資したいのか、物件の種類や間取り、エリア、ターゲットとなる入居者層などを絞り込むことができます。
この時、これまで学習した物件種別やそれぞれの特徴・メリット・デメリットなどの知識を活かすことができるはずです。

気になるエリアがあれば、現地の不動産会社を訪問し、そのエリアの特徴や投資物件の状況などを聞いてみましょう。机上では得られない、重要な知識や情報が得られるかもしれません。

投資中も絶えず勉強を!

今回は、不動産投資開始前の初心者がするべき勉強内容と、その方法について解説しました。しかし不動産経営の勉強は、物件を購入したら終わりではありません。

投資生活スタート後も、悩むことや分からないことはきっと出てくるでしょう。今度は、中級者向けや上級者向けの学習と、よりレベルアップを目指す人のための学習が必要になります。「確定申告」や「節税」「資産拡大」など、まだまだ学ばなければならない内容は多いです。
実際に不動産の運用が始まってからも、絶えず勉強し続ける姿勢を持つようにしましょう。

【このコラムの著者】

LIFULL HOME'S 不動産投資編集部

LIFULL HOME'S 不動産投資は、不動産投資・収益物件の検索から不動産投資セミナーやイベント運営を実施。
不動産投資にまつわる新鮮な情報、トレンドを発信。
LIFULL HOME'S 不動産投資には不動産投資の知識・アイディア・ヒントが盛りだくさん。

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