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日本でもできる米国株先物【NYダウ】とは? 注目される3つの理由を解説

先進国でありながら、今後も経済成長が期待される米国株式市場。超高齢社会によって将来的な経済成長に限界がある日本では、多くの投資家が注目しています。

しかし、米国株に興味がある人の中には、海外株式市場への投資は為替リスクや言語の壁があり、難しいと感じる人もいるでしょう。また、米国株式市場への期待を込めて、より大きな金額で取引をしてみたいと考える人もいると思います。

今回は、米国株式の中で日本でできる米国株先物取引の特徴と、NYダウ先物の魅力について解説します。

先物取引の仕組みは以下の記事で解説しているので、基本的な情報を知りたい人はこちらをご覧ください。
【ホームズ】先物取引とは? 利益を得る仕組みからリスクまでわかりやすく解説
https://toushi.homes.co.jp/column/lifull-homes-investment/beginner218/

日本でもできる米国株先物取引とは?

先物取引とは、将来の決められた期日に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引です。

一般的な株式取引では、取引時点で取引金額の全額が必要ですが、先物取引では取引時点で全額を用意する必要はありません。将来における決済の履行を保証するために、一定の証拠金を差し入れることで、差し入れた金額以上の取引が可能になります。

米国株先物取引は、先物取引の中でも株価指数先物取引といわれる取引です。株価指数先物取引とは、NYダウ、日経平均株価など、株価指数を対象にした取引を指します。

株価指数先物取引は指数を対象にするため、個別の株式取引よりも銘柄を選びやすいことが特徴です。

米国株先物はどこで取引できる?

米国株先物は、日経225先物のような日本の株価指数先物取引と比べて、取引できる場所が限られます。日本で米国株先物取引をする場合、海外先物取引を扱っている証券会社を通して取引する方法と、大阪取引所上場のNYダウ先物に投資する方法があります。

前者は楽天証券やインタラクティブ・ブローカーズ、後者はSBI証券、松井証券、岡三オンライン証券など一部の証券会社で取引可能です。

また、通常の海外先物は現地通貨で取引をしますが、NYダウ先物は大阪取引所に上場しているため、円建てで取引できます。

海外市場の先物取引を扱っている証券会社は限られており、米ドル建てでの取引は為替リスクがあるため、海外市場での先物取引は上級者向けといえるでしょう。

米国株先物取引が初めての場合、円建てで始められるNYダウ先物がおすすめです。

ニュースでよく聞く【NYダウ平均株価・NYダウ先物】とは?

日本のニュースでは「NYダウ平均株価」という言葉をよく聞きますよね。NYダウとは通称で、正式名称は「ダウ工業株30種平均」です。

NYダウ平均株価とは、米国市場の大手有名企業30銘柄で構成されている株価指数のことです。経済新聞ウォールストリート・ジャーナルを発行しているダウ・ジョーンズ社が米国の大手有名企業30社を選び、各銘柄の株価を基に算出しています。

NYダウ平均株価の30社は市場に合わせて入れ替えられており、企業の評判が高く、持続的に成長し、多くの投資家から注目される銘柄が主として選定されています。

NYダウ先物とは、 NYダウを対象に先物取引する金融商品のことです。

ちなみに、日本の株式市場の代表的な株式指標の1つとなっているのは「日経平均株価」です。日経平均株価では、東京証券取引所第1部に上場する約2,000銘柄の株式のうち、225銘柄を対象にしています。

NYダウ先物の魅力3選

NYダウ先物には、円建てやリアルタイムでの取引が可能など複数の魅力があります。ここでは、NYダウ先物の3つの魅力を紹介します。

円建てで取引できる

NYダウ先物は大阪取引所に上場しているため、円建てで取引可能です。

一般的に日本から米国市場の株式へ投資する場合、米ドル建てでの取引になります。

海外先物を現地通貨で取引する場合、日本円から現地通貨に交換する際、交換時の為替レート変動のリスクがあり、国内の委託手数料と現地の手数料が二重にかかります。

円建てでの取引であれば、通常の海外先物取引にかかるコストを削減できることが大きな魅力です。

リアルタイムで取引できる

NYダウ先物の魅力の1つに、米国市場の取引時間にリアルタイムで取引できることがあります。

以下の表は、NYダウ先物と米国市場の取引時間をまとめたものです。

取引時間※
NYダウ先物8:45~15:15(日中立会)
16:30~翌5:30(夜間立会)
米国市場22:30~翌5:00(米国サマータイム)

※日本時間で表記しています。

NYダウ先物の取引時間は日中立会と夜間立会に分かれており、夜間立会であれば米国市場の取引時間である22:30~翌5:00をカバーできます。

リアルタイムで取引できるメリットの1つは、米国株式市場が大きく動く時間帯に取引できることです。

米国の株式市場に大きな影響を及ぼす経済指標の1つに「米国雇用統計」というものがあります。米国雇用統計とはアメリカの雇用情勢を示す統計で、米国の景気状況を探る上で最も重要な経済指標の1つです。

この指標は株式市場に大きく影響を与えるため、市場関係者が注視しています。

米国雇用統計は日本時間21:30~23:00の間に公表されるため、NYダウ先物は市場が変動する時間帯に取引できます。

レバレッジを効かせられる

NYダウ先物は先物取引のため、証拠金による取引でレバレッジ効果を得られることも魅力の1つです。

証拠金とは約束した期日にどんな価格になっても、あらかじめ決められた価格での決済を約束することを示すために出すお金です。

NYダウ先物の取引単位はNYダウ×100円となっています。NYダウの水準は約3.5万ポイント(2021年11月時点)のため、1取引単位は約350万円です。

松井証券やSBI証券におけるNYダウ先物の必要証拠金は、約14万円(2021年11月時点)。つまり、14万円で350万円の取引が可能です。この水準で計算すると、レバレッジ約25倍となっています。

レバレッジの効かせすぎには要注意

先物取引はレバレッジ効果を得られることが魅力の1つですが、追証(おいしょう)と言うリスクがあるため注意が必要です。

追証とは、価格の変動を読み誤り、含み損が生じて証券会社が定める必要証拠金の額を下回ることです。追証が生じた場合、短期間で不足分を入金する必要があります。

追証はレバレッジを効かせすぎると発生する可能性が高くなるため、取引の際は証拠金に余裕を持つことが大切です。

「レバレッジを効かせられる投資には興味があるけど、先物取引はリスクが高い…」

このような人には不動産投資がおすすめです。

不動産投資は融資を受けることでレバレッジ効果を得られる投資方法となっています。先物取引は基本的にハイリスク・ハイリターンの投資方法ですが、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの投資方法です。

多少のリスクを許容しつつ、リターンを重視したい人は不動産投資も検討してみてはいかがでしょうか。
【LIFULL HOME’S】不動産投資ノウハウ
https://toushi.homes.co.jp/knowhow/

まとめ

米国株式市場は今後も成長が期待されているため、日本をはじめ世界中の投資家が注目しています。先物取引で効率的に運用できると、大きく資産を増やせる可能性があるでしょう。

また、NYダウ先物は円建てで取引できるため、海外市場の取引に慣れていない人にも向いています。ただし、レバレッジを効かせすぎると追証によるリスクが生じるため、リスクとのバランスを取りながら取引しましょう。

【このコラムの著者】

LIFULL HOME'S 不動産投資編集部

LIFULL HOME'S 不動産投資は、不動産投資・収益物件の検索から不動産投資セミナーやイベント運営を実施。
不動産投資にまつわる新鮮な情報、トレンドを発信。
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