LIFULL HOME'S 不動産投資編集部の不動産投資コラム

シリーズ連載: 不動産投資を始める人のノウハウ

LIFULL HOME'S 不動産投資コラム

貯畜1000万円の達成は年収・年代問わず実現可能! 実現させる4つのポイント

「貯畜1,000万円なんて自分には無理」
「1,000万円貯蓄できるのは、お金持ちだけでしょ?」

このように考えている人は、大きなチャンスを逃しているかもしれません。

なぜなら、年収300万円未満でも貯蓄1,000万円を達成している人は一定数いるからです。また、20代、30代の比較的若い年齢層でも貯蓄1,000万円を達成している人はいます。

それでは、貯蓄1,000万円を達成できる人はどのような人なのでしょうか。今回は、実現するための4つのポイントと併せて解説します。

貯金1,000万円を達成できる人の年収はいくら?

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2020年)」https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/ によると、預貯金の平均が1,000万円を超える世帯は、単身・2人以上世帯いずれも年収1,000万円~1,200万円以上など高年収の世帯でした。

この結果だけを見ると、高年収でないと貯金1,000万円の達成は難しいと思う人もいるでしょう。

しかし、近年は個人でも手軽に投資を始められる環境が整っています。預貯金だけでなく株式や債券などを合わせた「貯蓄」を考慮すると、より現実的な数値が見えるでしょう。

貯蓄1,000万円を達成するのはどんな人?【年代・職業・年収別に解説】

ここでは、貯蓄1,000万円を達成する人の特徴を知っていただくために金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2020年)」のデータを用いて解説します。

細かいデータは各見出しで紹介しますが、貯蓄1,000万円を達成できる人の特徴をまとめると以下のとおりです。

貯蓄1,000万円を達成できる人の特徴
・貯蓄1,000万円の人の割合は、年収の高さに比例する。ただし年収300万円未満の人も一定数いる。
・貯蓄1,000万円の人の割合は、40代以降から高くなり、60歳以上が最多。
・貯蓄1,000万円の人の割合は、公共事業に関する仕事をする人に多い傾向。ただし、業種問わず一定数いる。

【年収別】貯蓄1,000万円以上の割合は年収に比例

「貯蓄1,000万円以上の人は、どれくらいの年収なのか」について解説しましょう。以下の表は、貯蓄1,000万円以上の人の割合を年収別にまとめたものです。

年収別・金融資産保有額1,000万円以上の割合

年収単身世帯2人以上世帯
300万円未満11.1%27.2%
300~500万円未満17.6%32.2%
500~750万円未満34.3%41.4%
750~1,000万円未満54.1%58.6%
1,000~1,200万円未満53.9%62%
1,200万円以上66.6%75.1%

参考元:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査
https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/

貯蓄1,000万円以上の人の割合は、年収の高さに比例する傾向です。

しかし、年収300万円未満でも、単身世帯では11.1%、2人以上世帯では27.2%と一定数の人が貯蓄1,000万円を達成しています。

このことから、貯蓄1,000万円を達成することは年収にかかわらず無理ではないといえるでしょう。

【年代別】貯蓄1,000万円以上の割合は60歳以上が最多

「貯蓄1,000万円は、何歳で達成できるのか」について解説します。

以下の表は、貯蓄1,000万円以上の人の割合を年代別にまとめたものです。

年代別・金融資産保有額1,000万円以上の人の割合

年代単身世帯2人以上世帯
20代1.7%4%
30代9.1%20.4%
40代17.3%32.7%
50代20.2%42%
60代32.2%46.7%
70歳以上49.3%

※単身世帯の70歳以上はデータがないため未記載となっています。
参考元:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査
https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/

年代別に見ると、単身・2人以上世帯どちらも年代が上がるごとに貯蓄1,000万円以上の人の割合が増えており、特に40代以降から割合が高くなっています。

ただし、少数派ですが、20代・30代でも貯蓄1,000万円以上を達成している人がいるため、年齢関係なく、頑張れば貯蓄1,000万円を達成できるといえるでしょう。

年齢が上がるにつれて貯蓄1,000万円以上の人の割合が増える理由の一つに、給与アップが関係していると考えられます。以下の表は、厚生労働省が公表している年齢階級別の所得の状況です。

世帯主の年齢階級別の所得の状況

1世帯当たりの所得世帯人員1人当たりの所得
29歳以下376.1万円209.6万円
30代574.1万円179.6万円
40代702.2万円222.2万円
50代782.4万円285.3万円
60代534.5万円226.9万円
70歳以上410.9万円197万円

参考元:厚生労働省 平成30年 国民生活基礎調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa18/index.html

1世帯当たりの平均所得金額は、50代が最も高くなっています。40代以降になると昇進やスキルアップによって所得が増える人が多いため、貯蓄できる人も増えていると考えられます。

【職業別】貯蓄1,000万円以上の割合は公務員等が最多

「貯蓄1,000万円を達成できる人は、どのような仕事をしているのか」について解説しましょう。以下の表は、貯蓄1,000万円以上の人の割合を業種別にまとめたものです。

業種別・金融資産保有額1,000万円以上の人の割合

業種単身世帯2人以上世帯
農林漁鉱業0%46.4%
建設業12.5%31.2%
製造業14.9%39.9%
運輸業・郵便業9.3%25%
卸売・小売業15.2%36.9%
宿泊業・飲食サービス業6.9%17.5%
医療、福祉16%28.3%
公務、教育、電気水道業22%48.2%
その他サービス業14.9%43%

参考元:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査
https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/

貯蓄1,000万円を達成している人が最も多い業種は、公務、教育、電気水道業などの公共事業に関する仕事をしている人です。公務員であれば毎月の給与やボーナスが安定しているため、なんとなく想像がつきますよね。

また、単身世帯では公共事業の人の割合が最も高いものの、他の業種でも一定数の人が貯蓄1,000万円を達成しています。

2人以上世帯では全体的に単身世帯よりも割合が高く、農林漁鉱業、その他サービス業、製造業、卸売・小売業の割合が公務員等に続いて高くなっています。

上記のデータから、貯蓄1,000万円以上の人は公共事業に関する業種に多いものの、業種関係なく達成可能といえるでしょう。

貯蓄1,000万円を実現するための4つのポイント

貯蓄1,000万円の実現は、年収・年代・職業にかかわらず不可能ではありません。それでは、1,000万円を貯めるにはどうすればいいのか、4つのポイントを解説します。

期間を決める

貯蓄1,000万円を達成するためには、具体的な目標期間を設定することが大切です。期間を決めた上で毎月必要な貯蓄額を逆算しましょう。

以下の表は、貯蓄1,000万円を貯めるために必要な期間と貯蓄額をまとめたものです。(利回りは考慮しないものとします)

貯蓄する期間毎月の貯蓄額
5年約17万円
10年約8.4万円
15年約5.6万円
20年約4.2万円
25年約3.4万円
30年約2.8万円

上記はあくまで単純計算をしたものです。資産運用の利回りを考慮すると、上記よりも負担が少なくなるでしょう。たとえば、利回り3%で20年間運用できる場合、毎月の積立金額は約3万円です。

資産運用でお金を増やすことも考慮しつつ、無理のない期間を設定してみてくださいね。

無駄遣いを見直す

無駄遣いが減らなければ、収入がいくらあっても貯蓄1,000万円を達成するまでに時間がかかってしまうでしょう。貯蓄1,000万円を達成している人は、無駄遣いを少なくする工夫をしています。

無駄遣いを減らすポイントは、継続できることから始めることです。

具体例としては、買い物の回数を減らす方法があります。週2回程度にまとめて買うなど買い物の回数を減らすと、ついで買いが少なくなる可能性があるでしょう。

また、固定費を見直す方法も効果的です。通信料や水道光熱費などの固定費を見直せば、毎月の支出を継続的に減らせるため、一度家計を見直してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では具体的な節約方法について解説しているので、興味がある人はご覧ください。
【ホームズ】節約は無理をしなくても大丈夫! 今日からできる簡単節約術8選
https://toushi.homes.co.jp/column/lifull-homes-investment/beginner187/

基本の考えは「コツコツ積み立てる」こと

貯蓄1,000万円は大きな目標ですが、小さな金額からコツコツ積み立てることの繰り返しが基本となっています。小さな金額を積み立てることで長期間の継続が可能になり、将来的に1,000万円という大きな目標を達成できます。

コツコツ積み立てる意識を持たないとどうなるのか考えてみましょう。

たとえば10年・利回り3%で貯蓄1,000万円を目指す場合、毎月7.1万円の積み立てが必要です。しかし、全く貯蓄をしたことがない人が毎月7.1万円を積み立てるのは、準備体操をせずに全速力で走るようなものです。

まずは毎月1万円を1年続けるなど、確実に継続できる目標を設定し、慣れてきたら設定金額を上げていきましょう。

積極的に資産運用する

。日本人は預貯金をする人が多く、投資に消極的な傾向があります。

預貯金で損をする可能性は限りなく低いですが、大きく増える可能性も限りなく低いです。配当や売却益を得ながら資産運用でお金を増やしていけば、預貯金よりも早く貯蓄1,000万円を達成できる可能性があるでしょう。

おすすめの方法は、iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)などの税制優遇制度を活用しながらコツコツ資産運用する方法です。

以下の記事では、iDeCo(イデコ)、NISA(ニーサ)について解説しているので、興味がある人はご覧ください。
【ホームズ】iDeCo(イデコ)とは?メリット・デメリットやおすすめの運用方法
https://toushi.homes.co.jp/column/lifull-homes-investment/beginner181/
【ホームズ】NISA(ニーサ)とつみたてNISA(ニーサ)の違いを分かりやすく解説
https://toushi.homes.co.jp/column/lifull-homes-investment/beginner196/

まとめ

貯蓄金1,000万円を達成している人の割合は年収の高さに比例しますが、貯蓄1,000万円は年代・職業・年収問わず実現できる可能性があります。

小さな金額からコツコツ積み立てることで実現の可能性が高くなるので、まずは無理のない金額から始めてみましょう。

また、資産運用に積極的なほど早く目標を達成できる可能性があります。投資に対して不安がある場合、企業や投資家が主催するセミナーでノウハウを学ぶ方法も選択肢の一つです。

LIFULL HOME’Sでは不動産投資を始めとした資産運用セミナーを開催しているので、一度参加してみてくださいね。
【ホームズ】資産運用を始めるため、不動産投資セミナー(勉強会)で賃貸経営を学ぶ (homes.co.jp)

【このコラムの著者】

LIFULL HOME'S 不動産投資編集部

LIFULL HOME'S 不動産投資は、不動産投資・収益物件の検索から不動産投資セミナーやイベント運営を実施。
不動産投資にまつわる新鮮な情報、トレンドを発信。
LIFULL HOME'S 不動産投資には不動産投資の知識・アイディア・ヒントが盛りだくさん。

他のコラム著者も見てみる

不動産投資家によっても違いは様々。
LIFULL HOME'Sが厳選した不動産投資家や専門家のコラムから色々な不動産投資スタイルを吸収してライバルに差をつけよう!

不動産投資NEWS

シリーズ連載: 不動産投資ニュース

最新コラム: 金融リテラシー向上のためのWebメディア「Virtual Wall City Media」サービス開始のお知らせ

髙杉雅紀子

シリーズ連載: 不動産投資を始める前に知っておきたいこと・始めた後に確認したいこと

最新コラム: 田舎の実家を相続することを考えてみる~火災保険はどうなるのか~

田中法人

シリーズ連載: 不動産投資を始める前に知っておきたいこと・始めた後に確認したいこと

最新コラム: 実家空き家の有効活用

上井邦裕

シリーズ連載: 不動産投資を始める前に知っておきたいこと・始めた後に確認したいこと

最新コラム: 知っておきたい不動産価格

平賀 功一

シリーズ連載: 不動産投資を始める前に知っておきたいこと・始めた後に確認したいこと

最新コラム: 投資家なら知っておきたい3種類ある不動産鑑定評価方法

石川 和寿

シリーズ連載: 不動産会社のプロの意見

最新コラム: 賃貸のプロが教える入居者募集の6つのコツ

藤田 博司

シリーズ連載: 不動産投資家が次に着目している民泊投資とは

最新コラム: 民泊の準備で困ったこと

逆瀬川 勇造

シリーズ連載: 不動産投資を始める人のノウハウ

最新コラム: 不動産投資は常に融資との戦い?ローンの基礎知識や流れを解説

風戸 裕樹

シリーズ連載: 初心者のための東南アジア投資ガイド

最新コラム: 第2章 日本の不動産市場と海外投資(3)

金井 規雄

シリーズ連載: アメリカ・ロサンゼルスで不動産投資 7年で1億円

最新コラム: あとがき

橋本 秋人

シリーズ連載: 実践派コンサルタントが見たFP的不動産投資事情

最新コラム: 住宅ローン控除改正から見えてくる不動産投資のカーボンニュートラルへの対応

LIFULL HOME'S PRESS

シリーズ連載: HOME'S PRESS編集部

最新コラム: 新たに始まる「住宅ストック循環支援事業」は特色のある制度に

田中 圭介

シリーズ連載: ASEAN地域の海外不動産投資の現状

最新コラム: No.101 2022年のASEAN不動産マーケット展望 その3

佐藤 益弘

シリーズ連載: 不動産投資を始める前に知っておきたいこと・始めた後に確認したいこと

最新コラム: 新型コロナウイルス感染拡大から考える 大家がすべき対応 No.6 住生活総合調査からわかる 現状と未来の不動産投資2

菅井 敏之

シリーズ連載: 誰も教えてくれなかった「銀行」~その傾向と対策~

最新コラム: 【第四回】必ず行っておきたい、銀行との「コミュニケーション」

LIFULL HOME'S不動産投資フェア

シリーズ連載: 2018/9/15+16 投資EXPO出展企業インタビュー

各出展企業インタビュー記事はこちら

LIFULL HOME'S マーケティング部 データ編集担当

シリーズ連載: ユーザーの本音から探る不動産投資

最新コラム: 将来性を秘めた街 『都心』エリア

鈴木 学

シリーズ連載: Withコロナの新・不動産事情

最新コラム: コロナ影響下のアメリカで激安お値打ち物件がなかなか出ない理由!

石渡 浩

シリーズ連載: 不動産投資に有益な融資を受けるための知識

最新コラム: 第4回 税引後キャッシュフロー偏重の盲点 銀行は決算書のここを見る(後編)

北野 琴奈

シリーズ連載: 今後はどうする?不動産投資と資産形成・運用の考え方

最新コラム: 不動産投資を中長期で継続させるには

猪俣 淳

シリーズ連載: 猪俣淳の「不動産投資の正体」

最新コラム: 「FIRE]不動産投資で実現可能か?45歳・持ち家・家族あり/なし

右手 康登

シリーズ連載: CPM®流「相続・不動産経営 実践術」 右手 康登のコンサル「みぎからひだりへ」

最新コラム: 島国の中での常識 VS グローバルスタンダードを知ることの重要性

末永 照雄

シリーズ連載: 失敗しない不動産投資の法則

最新コラム: 米国不動産投資(2) ― サンディエゴ編

寺尾 恵介

シリーズ連載: 悩める投資家への「目からウロコが落ちる」アドバイス 誌上チャレンジ面談

最新コラム: 36.大家さんと幸せな人生について

伊藤 英昭

シリーズ連載: 伊東英昭氏の不動産投資コラム

最新コラム: vol.13 マンションと高級車

※ No.1表記について:不動産投資ポータルサイトが掲載をする物件数統計 2020年6月時点(フジサンケイビジネスアイ調べ)

※ No.1表記について:不動産投資ポータルサイトが掲載をする物件数統計 2020年6月時点(フジサンケイビジネスアイ調べ)

不動産投資・収益物件を検索するなら【LIFULL HOME'S 不動産投資】賃貸経営[マンション経営・アパート経営]をお考えなら、まずは掲載中の投資物件[投資用マンション・売りアパート・一棟売りマンション]を地域や価格帯、会社で検索して、価格や想定利回りで絞り込み!気になる投資物件を見つけたら物件の周辺情報を調べたり、収益シミュレーションを使って実際の運用をイメージ出来ます。不動産会社へはメールか電話でお問い合わせ・相談が可能です(無料)。不動産投資による資産運用をお考えなら【LIFULL HOME'S 不動産投資】

ページトップへ

情報セキュリティマネジメントシステム国際規格

株式会社LIFULLは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」および国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得しています。