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AI投資、新型マルチ商法、暗号資産……投資詐欺で狙われる若者 自分を守るために知っておきたい最新詐欺事情とは?【後半】

AI投資、新型マルチ商法、暗号資産……投資詐欺で狙われる若者 自分を守るために知っておきたい最新詐欺事情とは?【前半】では、若者への被害が急増している投資詐欺の実例をご紹介しました。
実にさまざまな手口で、巧みに若者を狙おうとしていることが分かったのではないでしょうか?

今記事後半では、こうした投資詐欺の被害に遭うきっかけTOP3を見ていきましょう。さらに若者が投資詐欺被害に遭わないようにするために気を付けたいポイントについても解説します。

投資詐欺の実例を知り、自分を守るために必要なポイントを押さえておけば、より詐欺被害に遭う可能性を下げることができるかもしれません。

若者が投資詐欺の被害にあうきっかけTOP3

今、若者が投資詐欺にあうきっかけとして多いのは、
・SNS
・マッチングアプリ
・友人、知人
の3つが増加傾向と言えます。
それぞれ具体的にみていきましょう。

SNS

若者が投資詐欺に遭うきっかけとして近年非常に多いのがSNSです。

架空のアカウントを作成し「投資や副業で稼いだ」として、高級外車や札束、高級ブランド品などを見せびらかすような投稿をし、贅沢な生活をアピールします。それを見て「自分も同じような生活ができるのでは……」と憧れを持った若者が、どんな投資をしているのか知りたいと接触してくるように仕向けるわけです。

接触してしまうと、個人ブログや個人メッセージなど、閉鎖的な場所でのやり取りに持ち込まれます。ある程度やり取りを続けたのち、実際にその投資や副業をやってみないかと勧誘される流れが多いです。

実名や顔出しをしているカリスマ的なアカウントやインフルエンサーなどを信用しやすい若者の傾向が悪用されているといえるでしょう。
また、SNSでやり取りをしていればいつでも連絡が取れると考えてしまうSNS世代の危険性も無視できません。SNSのみでつながっていた場合、その相手を特定して被害額を取り戻すのは困難といわれています。

詐欺をはたらく側から見ると、SNSは若者を詐欺に巻き込むのにこの上なく便利な手段となっているわけです。

マッチングアプリ

SNSと並んで、投資詐欺の相談が増加しているのがマッチングアプリです。

マッチングアプリが大きく普及し、アプリを利用してパートナーを探すのがもはや当たり前の若者世代。特にコロナ禍で外出や人に合うのが制限されているこの時期にその需要が増加していることも、マッチングアプリを利用した投資詐欺が増えている1つの要因といえるでしょう。

詐欺師は架空のアカウントを利用し、純粋にパートナーを見つけたいフリをしてターゲットに近づきます。そしてある程度相手とのやり取りを続けて恋愛感情に持ち込んだ後、投資などを持ちかけるのが一般的な手口です。
口座を指定されて送金したものの、配当がなかったり途中で滞ったりすることで「おかしいな……」と気付きますが、出金・解約しようとしてもできません。相手とも連絡が取れなくなることで、詐欺と気付くケースが多いでしょう。

これもSNSと同様、アカウントや連絡先が消されてしまえば、相手を特定したり出資額を取り戻したりすることは難しいのが実情です。
恋愛感情を利用されてしまうと、より詐欺に気付きにくい点が大きな問題点といえます。

友人・知人

投資詐欺に遭うきっかけとして昔から利用される「友人・知人」関係。
AI投資、新型マルチ商法、暗号資産……投資詐欺で狙われる若者 自分を守るために知っておきたい最新詐欺事情とは?【前半】で紹介したマルチ商法は、友人・知人を介して被害が広がるのが一般的です。

しばらく会っていない昔の同級生、ほとんどかかわりのない親族などから急に連絡が来て、投資や副業を勧められるケースも多いでしょう。知り合いから紹介された学校の先輩など、直接の知り合いではない人から勧誘されることもあります。

基本的には、付き合いが浅い人からのお金の話は疑ってかかるべきでしょう。また友人などに誘われた場合「断りにくくてつい……」という軽い気持ちから詐欺被害に遭うケースも多いです。
相手が誰であっても、怪しいと思ったらきっぱり断らなければなりません。

マルチ商法の場合、自分の損失を埋めるために他の友人を誘い、自分が被害者から加害者になってしまう危険性があります。

投資詐欺被害に合わないために気を付けたいポイント

では、投資詐欺の被害に遭わないためにはどのようなポイントに気を付けたらよいのでしょうか?

ぜひ覚えておいてほしいのは、以下の7つのポイントです。
・言われたことをうのみにしない
・投資のこと、相手のことを自分で徹底的に調べる
・「必ずもうかる」「元本を保証する」などうまい話には乗らない
・契約を急かしてくる相手とは取引しない
・よく知らない相手から持ちかけられたお金の話は断る
・友人、知人からの誘いであっても怪しいと思ったらきっぱり断る
・投資のための借金はダメ

特に大切なのは「自分で徹底的に調べる」ことです。
勧誘された投資はどのようなものなのか、勧誘してきた相手は本当に正規の業者なのか、契約する前に必ず調べましょう。
自分で判断する自信がない場合は、金融庁や消費生活センターなど、公的機関の相談窓口に相談するのも有効です。勧誘してきた相手が登録を受けた業者なのかどうかを確認してもらうこともできます。

最も危険なのは、自分で調べたり誰かに相談したりせずに、相手に言われたことをうのみにして信じ込んでしまうことです。ぜひ、正しい知識・正しい情報を自分から積極的に身に付けるようにしましょう。

その他、若者が狙われている投資詐欺の現状や、被害者とならないために覚えておきたい投資の習慣について、ぜひ以下の記事も併せて読んでみてください。
シェアハウス、農場、暗号資産、AI投資……投資で「狙われる若者」にならないために知っておきたい投資の際の習慣3つ【前半】
シェアハウス、農場、暗号資産、AI投資……投資で「狙われる若者」にならないために知っておきたい投資の際の習慣3つ【後半】

まとめ

投資詐欺をはたらく人たちは、手を変え品を変え、時代に合った方法でどうにかターゲットを確保しようとします。SNSを利用したりコロナ禍における将来不安をあおったり、オレオレ詐欺への対策が浸透して詐欺にかかりにくくなった高齢者から若者へターゲットを変えたりするのがまさにそうです。

投資詐欺で狙われる若者にならないためには、知識を身に付け、自分で適切に判断できるようになるしかありません。「こんな詐欺の手口もあるんだ」という実例を知り、自分が同じような状況に置かれたときにすぐ「怪しい」と気付けるよう、ぜひこの記事を活用してくださいね。

【このコラムの著者】

LIFULL HOME'S 不動産投資編集部

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