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投資シミュレーション【一括投資 VS 積立投資】収益性が高いのはどっち?

投資を始める際、どのような方法で資産を運用するべきか迷う人もいるでしょう。資金を一度にまとめて投資する方法は一括投資、毎月コツコツ積み立てる方法は積立投資と呼ばれています。

運用方法によって収益性やリスクの高さが異なるため、自分に合ったスタイルで投資を始めることが大切です。

今回は、一括投資と積立投資の収益性をシミュレーションで比較します。ただし、投資で得られる利益は確約されているものではないため、あくまでも目安です。運用方法を検討する際の目安として参考にしていただければと思います。

投資シミュレーション【一括投資 VS 積立投資】収益性が高いのはどっち?

一括投資と積立投資では、どちらが多くの利益を得られる可能性があるのでしょうか。

結論は、最終的な元本・利回り・運用期間が同じ場合、一括投資のほうが得られる利益が多くなります。ここでは、一括投資と積立投資で得られる利益を、利回り3%で10年間運用した場合のシミュレーションで比較します。

【シミュレーションの条件】
・運用期間10年、利回り3%
・一括投資の初期投資額:100万円、300万円、500万円、1,000万円の4パターン
・積立投資の毎月の積立金額と最終的な元本は以下の通りです。

毎月の積立金額最終的な元本
8,300円99.6万円
2万5000円300万円
4万1700円500.4万円
8万3300円999.6万円

※毎月の積立金額は100円未満を四捨五入しているため、積立投資の最終的な元本と一括投資の初期投資額には多少の誤差があります。

それぞれのシミュレーション結果を順番に解説しましょう。

一括投資で利回り3%・10年間運用した場合

一括投資とは、運用資金を一度にまとめて投資する方法です。最初に運用環境を整えておくことで運用期間中は放置できるため「ほったらかし投資」とも呼ばれます。

利回り3%で10年間運用した場合のシミュレーション結果は、以下のとおりです。

初期投資金額(元本)
運用収益元本+利益
100万円34.9万円134.9万円
300万円104.8万円404.8万円
500万円174.7万円674.7万円
1,000万円349.4万円1,349.4万円

※1,000円未満を四捨五入しています。
※上記は、あくまでも運用成績が一定だった場合のシミュレーションです。

初期投資金額100万円を利回り3%で運用できる場合、運用収益が34.9万円となり、10年後の合計資産が134.9万円になります。

ほったらかし投資であれば時間や手間がかからないため、忙しい人でも効率よく資産運用できるうえ、投資効果は積立投資よりも高くなる傾向です。

ただし、投資には必ずリスクがあり、元本保証されているものではありません。シミュレーションでは一定の利益が出ていますが、元本割れする場合もあるため注意が必要です。

また、最初に投入する資金が高額なほど資産を大きく失うリスクもあるため、投資判断は慎重に行いましょう。

積立投資で利回り3%・10年間運用した場合

積立投資とは、毎月少しずつ資産を積み立てていく方法です。まとまった資金がなくても投資できるため、初心者でも始めやすくなっています。

利回り3%で10年間運用した場合のシミュレーション結果は、以下の通りです。

毎月の積立金額最終的な元本運用収益元本+利益
8,300円99.6万円16.4万円116万円
2万5000円300万円49.4万円349.4万円
4万1700円500.4万円82.3万円582.7万円
8万3300円999.6万円164.4万円1,164万円

※上記はあくまでも運用成績が一定だった場合のシミュレーションです。

毎月8,300円の積立投資を利回り3%で10年間続けると、運用収益が16.4万円となり、10年後の合計資産は116万円になります。

シミュレーションでは、一括投資よりも運用で得られる収益が少なくなります。しかし、積立投資のように毎月少しずつ積み立てることで、価格変動のリスクを抑えられる可能性があるでしょう。

このように、購入する時期を分散させる投資方法をドルコスト平均法といいます。
【積立投資のメリットと注意点】効果的に運用するポイントとは?

一括投資の収益性が高くなる理由と複利効果が高まるポイント

前章のシミュレーション結果では、積立投資よりも一括投資のほうが投資で得られる利益が多くなりました。積立投資よりも一括投資の収益性が高くなる理由は、「複利効果が高まったため」です。

複利効果とは、運用で得た利益を再投資して雪だるまのように利益を増やしていくことです。複利効果は、以下3つの条件によってより高い効果を得られます。

【複利効果が高まるポイント】
・投資期間が長い
・利回りが高い
・元本が多い

一括投資では最初にまとめて資金を投入します。積立投資よりも初期投資金額が多くなることで初年度から得られる利益が多くなり、資産が増えるペースが早くなる仕組みです。

一括投資はリスクの高さに要注意

一括投資を始める前に、リスクについて理解を深めておくと大きな失敗を防げる可能性が高くなるでしょう。

株式や債券などの金融資産は、景気・需要と供給・政治情勢などさまざまな要因によって資産価値が変動します。

一括投資では、積立投資のように購入時期を分散させていないため、資産価値が下がったときの含み損が積立投資よりも大きくなります。一括投資を選択する際は、そのようなリスクの高さに注意することが大切です。

また、リスクの分散には、購入時期によるリスク分散以外にも、株式や不動産など投資対象を分散させる、国を分散させるといった複数の方法があります。一度に1つの投資対象に資金を投入する前に、リスクの分散についても考えてみてくださいね。

【結論】一括投資は収益性が高い・積立投資はリスクを分散できる

一括投資と積立投資を比較した場合、収益性が高い方法は一括投資、リスクを分散できる投資方法は積立投資です。それぞれ一長一短があるので、特徴を理解したうえであなたに合った投資スタイルを検討してみましょう。

【このコラムの著者】

LIFULL HOME'S 不動産投資編集部

LIFULL HOME'S 不動産投資は、不動産投資・収益物件の検索から不動産投資セミナーやイベント運営を実施。
不動産投資にまつわる新鮮な情報、トレンドを発信。
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