金井規雄の不動産投資コラム

シリーズ連載: アメリカ・ロサンゼルスで不動産投資 7年で1億円

LIFULL HOME'S 不動産投資コラム

アメリカ・ロサンゼルスで不動産投資

まえがき

家のローンや家賃の支払い、カードや携帯電話の支払い、「今日のランチは500円で済ませよう」等々、いつも支払いのことばかり。毎日毎日お金のことばかり考えていますが、いつになったらお金の心配から解放されるのでしょうか? そのために一生懸命働いて給料を得て、支払いを済ませますが、少しでも手元に残ればよいほうで、ときには不足することもあるでしょう。本当にやり繰りは大変ですね。

そのうえ、将来の年金も心配です。自分が年金を受け取るころには、年金が枯渇して「1円も受け取れないのでは」といった不安が、容易には拭えない状況になりつつあります。楽観視している方もいますが、もし本当にもらえなくなればどうしますか? もちろん、もらえる可能性もあります。しかし、ここは万全を期すということで、もらえればよしですが、半面、もらえても十分ではないので、もらえても、もらえなくても、自分で準備しておくことが肝要です。

先日、あるテレビ番組で「将来の年金受給が心配だから今からせっせと貯金して将来に備える」と、若いテレビタレントが言っておりましたが、かなりの金額を貯金できたとしても、老後はその貯金の切り崩しですから、どんどん貯金は減っていきます。これでは、ますます老後が心配です。自分の命の寿命と貯金の残高競争で心が休まるどころではないでしょう。

同じように、あるファイナンシャルプランナーが「老後の心配をしないためにはいくら貯金が必要か?」という問いに対し、「1億円は必要である」と答えていました。これも同じで、仮に1億円の貯金ができても、どんどん使っていけば貯金は減っていきます。最後は、自分の寿命と貯金との競争になってしまい、これでは安心した老後は送れません。

最近では、老後貧乏や老後難民を防ぐためにはいくら貯金をしておくべきか、いくら貯めておくべきかということがよく話題に上りますが、1000万円、5000万円、1億円等、人によりその回答が千差万別です。一番重要なこと、大切なことはいくら貯めておくべきかではなく、いくら収入を作るかが、本当の答えです。いくら貯金をしておくべきか、というのは全く無意味です。

たとえば現在、年収はいくらあれば希望の生活が送れますか? 1000万円、3000万円? それとも5000万円、1億円? もし2000万円あれば、安定し充実した生活が送れるということであれば、早く年収2000万円を確保するようにすればよいのです。つまり、年収を確保するということで、貯金額ではないのです。

では、自分で老後の心配をしないように、どうやってその年収を確保・準備すればよいのでしょうか? 
ズバリ申し上げて、・絶対・資産を作ることです。絶対資産とは、お金(収入)を生み出す純資産のことをいいます。収入を生み出す資産のことを、「IPA(=Income Producing Asset)」「 IPV(=Income Producing Vehicle)」といいますが、絶対資産とは、そこから借入れなどを除いた純資産になります。
今、ほとんどの人は自分自身がIPAです。自分が働いて仕事をして収入を稼いでいます。このIPAを自分自身ではなく、他の収入を生み出すものとして増やしていくのです。

1億円の投資(たとえば不動産)をしていても、借入れが7000万円あれば純資産は3000万円で、毎月30万円の収入があっても、返済が20万円あれば、手取り純収入(収益)は10万円となります。この場合、10万円の純収入を生み出す3000万円が純資産で、絶対資産となります。 
たとえば、今、仮に1億円のお金があるとします。銀行に預金をして1億円のお金は、どれくらいお金を生み出してくれるでしょうか? 
利息がありますが、現在のマイナス金利の超低金利時代、そしてこれからも低金利が続く時代に、1億円の銀行預金では、お金をほとんど生み出してくれません。これでは、絶対に資産とはいえません。1億円預けても、1年でたった25万円です(優遇金利0・25%として)。

今、別にこの1億円で銀行預金ではなくマンションを購入し、自分が住むのではなく、賃貸に回せばどうでしょうか? 家賃が入ってきます。収入です。どうでしょうか。1億円のマンションを東京都内の交通至便なところで購入すれば、月25万円から30万円の家賃が見込めるのでは? あるいはもっと? 幅はありますが、仮に30万円としますと、年間360万円の収入になり、銀行預金よりも格段に多くなります。
純収入を生み出す資産、これが絶対資産です。くわしく言えば税金がありますが、簡略化するためにとりあえず税金は除外します。税金のことは、最後の章で解説いたします。
1億円で年収360万円。うまく投資すれば、たとえば年収500万円ほどにも増やすことができます。年収1000万円を目標とするならば、2億円作ればいいわけです。あるいは、2億円で年収1000万円以上を生み出す絶対資産のシステムを作ればいいわけです。これが形成されれば、年金問題や老後資金の問題に煩わされることはなくなります。お金を貯めて老後を迎えるのではなく、老後を豊かに暮らす収入を生み出す資産を作るのです。お金を貯めるのではなく、いかに多くの収入作りをするかということです。

今のお金の価値で、どれくらいの年収があれば、満足できる豊かな生活が送れるでしょうか? 1000万円? 2000万円? この年収を生み出す資産を作るということです。老後資金を貯金するのではないということです。
では、どうやってそのIPA収入を生み出す資産を作ればよいのでしょうか? もちろん、いろいろなやり方がありますが、一番よいのが不動産投資です。その理由等は、次回以降のコラムで解説いたします。

次回コラムに続く

【このコラムの著者】

金井規雄

立命館大学経済学部卒、カリフォルニア大学院統計学修士号。
三菱東京UFJ銀行(為替資金部資金課および企業融資担当)入行ロスアンジェルス支店勤務後、Bank of the West日本企業部を経て、2004年コスモ・インベスメント(不動産仲介・コンサルティング)を設立、現在に至る。

カリフォルニア州不動産仲介ライセンス、カリフォルニア州保険ライセンス保有。米国での仲介実績多数。
現地銀行、会計士、弁護士、保険業者、管理会社などとの幅広いネットワークを持つ。

著書に「アメリカ不動産投資の実態。」「アメリカ西海岸で不動産投資 7年で1億円!」「安全!確実!アメリカ不動産投資のすべて」「ドル資産を持て! 世界最強の通貨によるアメリカ不動産投資戦略」がある。

HP: https://www.cosmoinvestusa.com/

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