金井規雄の不動産投資コラム

シリーズ連載: アメリカ不動産投資のすべて

LIFULL HOME'S 不動産投資コラム

アメリカ不動産の優位性

セミナー開催のお知らせ
金井規雄氏による新刊『アメリカ不動産投資の実態。』出版記念セミナーを開催
日程:6月30日(土)14:00~
料金:無料
定員:80名
会場:八重洲ブックセンター 本店8階ギャラリー
詳細:http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/14144/

 

前回までのコラムでは、アメリカは世界ナンバーワンの国だから、投資に心配ないということですが、ここでは不動産投資面ではどうかということで、その特徴・優位性について述べてみますが、それは特にリスク面の軽減にもつながるということになります。

1 高い流動性

アメリカの不動産マーケットは、新築は極めて少なくほとんどが中古物件で、よほどの不況でない限り、活発に取引されています。中古物件なのに、活発に取引されるなんて考えられない、と思われますが、特に西海岸は気候が温暖であることから、木造建築でも耐久性が良く長持ちのため、内装を新しくリフォームすれば、市場価格よりも高く売却できます。したがいまして、不動産の唯一の欠点であります換金性に時間がかかることが、比較的軽減されるのです。

2 人口増加

不動産の原理・原則は、人口です。前述しましたように、先進国で唯一人口が増えていますのはアメリカです。問題はアメリカのどの場所か、ということです。

あるローン会社の担当者は、「人口が多いところにローンをする」と言っております。つまり、ある程度の人口数があればローンが組めるということは、その物件のエリアは大丈夫ということになります。大都市及びその周辺ということで、主たる都市では、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴとなります。

3 透明性・取引形態

アメリカの不動産取引は、すべて書面による契約書が絶対になります。口頭ベースで「言った」「言わない」などはありえません。そして、不動産の取引は、エクスローという中立期間・組織にて執り行われます。売りて・書いて双方の間に立ち、契約事項をその内容にそって確認・実行していきますので、安心して取引を行えます。

4 充実した金融体制

住宅および商業用不動産への貸出は、非常に幅広く、メガ・バンクから、地銀、モーゲージ会社、生命保険、その他あらゆる機関投資家が不動産ローンを提供しております。

もちろん借り入れ条件や金利はメガ・バンクが一番有利ですが、その反面借り入れが非常に厳しい融資になります。少し条件が悪くに従って、地銀、モーゲージ会社、小型投資家になります。

どうしても不動産がほしい場合、メガバンクで有利な条件で借り入れができないときは、金利の高いローンを取り組む人も見受けられます。そういう方は、タイトルクレジットの悪い人で、数年経ってクレジットが良くなれば、条件の良いローンに組み替えることを考えています。

ローンの種類も豊富で、土地買収から建設マデン所ローン、販売終了までのブリッジローン、修理・補修工事用ローン、などなど。担保については、当該不動産に第1順位の抵当権を設定するだけで、個人保証、預金担保、生命保険加入など、その他の担保は一切なく、個人まで請求されないノン・リコースのローンです。

5 低い空室率

もちろん場所によりますが、中都市から大都市まで総じて空室率は低いといえます。良いエリアであれば、不動産不況下でも空室率は極めて低いということをデータが表していると言えます。

以上により、アメリカ不動産に投資することは、安心・安全であり、今後の将来性も高く非常に安定した投資になるといえます。すべての資産・財産を、アメリカ【特に不動産】に投資をするべきであるということではなく、リスク分散という観点から、資産・財産のたとえば20%から50%は、アメリカ(特に不動産)に投資してみてはと強く思います。

【このコラムの著者】

金井規雄

立命館大学経済学部卒、カリフォルニア大学院統計学修士号。
三菱東京UFJ銀行(為替資金部資金課および企業融資担当)入行ロスアンジェルス支店勤務後、Bank of the West日本企業部を経て、2004年コスモ・インベスメント(不動産仲介・コンサルティング)を設立、現在に至る。

カリフォルニア州不動産仲介ライセンス、カリフォルニア州保険ライセンス保有。米国での仲介実績多数。
現地銀行、会計士、弁護士、保険業者、管理会社などとの幅広いネットワークを持つ。

著書に「アメリカ不動産投資の実態。」「アメリカ西海岸で不動産投資 7年で1億円!」「安全!確実!アメリカ不動産投資のすべて」「ドル資産を持て! 世界最強の通貨によるアメリカ不動産投資戦略」がある。

HP: https://www.cosmoinvestusa.com/

他のコラム著者も見てみる

不動産投資家によっても違いは様々。
LIFULL HOME'Sが厳選した不動産投資家や専門家のコラムから色々な不動産投資スタイルを吸収してライバルに差をつけよう!

風戸 裕樹

シリーズ連載: 初心者のための東南アジア投資ガイド

最新コラム: 第2章 日本の不動産市場と海外投資(2)

橋本秋人

シリーズ連載: 実践派コンサルタントが見たFP的不動産投資事情

最新コラム: 「不動産投資分析」の基本は押さえておきましょう

LIFULL HOME'S PRESS

シリーズ連載: HOME'S PRESS編集部

最新コラム: 新たに始まる「住宅ストック循環支援事業」は特色のある制度に

田中圭介

シリーズ連載: ASEAN地域の海外不動産投資の現状

最新コラム: 【No.20】 各国の不動産投資の現状 〜ベトナム編 その 4 ホーチミンの不動産で狙うべき場所は?

佐藤益弘

シリーズ連載: 不動産投資を始める前に知っておきたいこと・始めた後に確認したいこと

最新コラム: 国の空き家対策から考える 生き残る賃貸住宅の基準

菅井敏之

シリーズ連載: 誰も教えてくれなかった「銀行」~その傾向と対策~

最新コラム: 【第四回】必ず行っておきたい、銀行との「コミュニケーション」

LIFULL HOME'S不動産投資フェア

シリーズ連載: 2017/9/23 LIFULL HOME'S不動産投資フェア出展企業インタビュー

各出展企業インタビュー記事はこちら

LIFULL HOME'S マーケティング部 データ編集担当

シリーズ連載: ユーザーの本音から探る不動産投資

最新コラム: 将来性を秘めた街 『都心』エリア

鈴木 学

シリーズ連載: 海外物件の管理

最新コラム: 第九回「快速償却&節税物件に要注意」

石渡 浩

シリーズ連載: 不動産投資に有益な融資を受けるための知識

最新コラム: 第4回 税引後キャッシュフロー偏重の盲点 銀行は決算書のここを見る(後編)

北野 琴奈

シリーズ連載: 今後はどうする?不動産投資と資産形成・運用の考え方

最新コラム: 住宅を購入して、10年後に売却することを考えてみる

猪俣淳

シリーズ連載: 猪俣淳の「不動産投資の正体」

最新コラム: スルガ銀行第三者委員会調査報告書

右手 康登

シリーズ連載: CPM®流「相続・不動産経営 実践術」 右手 康登のコンサル「みぎからひだりへ」

最新コラム: 島国の中での常識 VS グローバルスタンダードを知ることの重要性

末永 照雄

シリーズ連載: 失敗しない不動産投資の法則

最新コラム: アジア新興国での不動産投資~タイ~

寺尾 恵介

シリーズ連載: 悩める投資家への「目からウロコが落ちる」アドバイス 誌上チャレンジ面談

最新コラム: 15.なぜ横浜には空きだらけの新築アパートが多いのか

伊藤 英昭

シリーズ連載: 伊東英昭氏の不動産投資コラム

最新コラム: vol.13 マンションと高級車

不動産投資・収益物件を検索するなら【LIFULL HOME'S 不動産投資】賃貸経営[マンション経営・アパート経営]をお考えなら、まずは掲載中の投資物件[投資用マンション・売りアパート・一棟売りマンション]を地域や価格帯、会社で検索して、価格や想定利回りで絞り込み!気になる投資物件を見つけたら物件の周辺情報を調べたり、収益シミュレーションを使って実際の運用をイメージ出来ます。不動産会社へはメールか電話でお問い合わせ・相談が可能です(無料)。不動産投資による資産運用をお考えなら【LIFULL HOME'S 不動産投資】

ページトップへ