先進国のなかではめずらしく、将来の人口増加が予想され、今後も順調な経済成長が見込める米国。前回ご紹介したダラスに加え、サンディエゴで購入した不動産をご紹介いたします。
世界的に人気、カリフォルニア州第2の都市
米国西海岸に位置するサンディエゴは、一年中温暖で雨が少なく、4月から10月はほとんど晴れ。夏も湿気が少なく、世界でもっとも気候がよいといわれています。
風光明媚な海岸線やダウンタウンに隣接した広大な公園など、豊かな自然が満喫でき、さらに、都市としての利便性をあわせ持つサンディエゴは、世界的にも人気の高い街です。
観光のほか、ITや医療関連の企業、調査・研究所などが設立されていることもあり、若い優秀な人材が集まってきています。海軍や海兵隊の基地も多く、サンディエゴはロサンゼルスに次いで人口の多い、カリフォルニア州第2の都市です。
価格押し上げの一因となる開発規制
人気の高さに加え西海岸最大の軍の街でもあり、さらにメキシコと国境が接しているためテナント需要の多いサンディエゴですが、実は環境や景観を守るために厳しい開発規制があります。
ビルの新築や既存物件への改修などに制約があるため、簡単に住戸やオフィスを増やすことができません。それが中古不動産の価格押上げの要因ともなっています。
サンディエゴでは、築年数が経った建物でも、リフォームやリノベーションを繰り返すことで高い物件価値を維持できるのです。
自由闊達な雰囲気のオフィス
日本からのアクセスもよく、快活な街サンディエゴ。今回投資したのは、オフィスです。
サンディエゴは空港からダウンタウンまでとても近いという利点があります。米国の大都市の多くは空港から遠いのですが、サンディエゴの場合、タクシーやトロリー(トラム)でも10分から15分くらいで中心地に到着します。
また、この規模のビルとしてはめずらしく、地下に2階分の駐車場があり、従業員からは通勤に便利だと評判がいいそうです。
テナントに不動産会社が入ったオフィスも見学させていただきました。広いスペースをゆったりと使った明るいオフィスです。
オフィスでの一人あたりのワークスペースも、日本に比べてとても広く、共有のラウンジでは食事をとりながら、くつろぐこともできます。
壁に飾られているポップな絵画やスマートなインテリアが、西海岸らしい自由な空気を感じさせてくれます。社員の方もみなフランクに対応してくれました。
安定した将来性が魅力の米国不動産投資
ダラス編でもお伝えしましたが、米国は今現在でも安定した成長を続けています。米ドルは世界でも信頼性の高い通貨ですし、米国への不動産投資は比較的リスクが少ない安定した投資といえます。
ダラスもサンディエゴも人の集まる大都市です。これからも投資先として注目されることでしょう。