鈴木 学の不動産投資コラム

シリーズ連載: かしこい海外不動産投資

LIFULL HOME'S 不動産投資コラム

海外で家賃をいただいてみたら

皆様こんにちは。
今回初めて、HOME’Sサイトで不動産コラムを書かせていただきます、ペンネームManachanこと、鈴木学と申します。

まずは、自己紹介しますね。
私は東京在住。今年2月まで、都内の外資系IT企業でサラリーマンをやっておりました。会社勤務の傍ら、副業として、国内外で不動産投資を長年続け、現在では、日本、オーストラリア、フィリピン、アメリカ、タイの五ヶ国に20戸を保有する「多国籍大家」です。

Philippine_house_2いま私は、千葉県、福岡県、北海道にある収益物件から家賃収入を日本円でいただくほか、アメリカ(デトロイト)にある戸建物件から米ドルの家賃を、オーストラリア(シドニー)の戸建とマンションから豪ドルの家賃をいただき、それぞれの国で税務申告とローン返済を行っています。
あと数ヶ月で、フィリピン(マニラ)の物件も入居づけできそうで、フィリピン・ペソでお家賃をいただく日が待ち遠しいです。

2013年は、日本の「海外不動産投資元年」と呼ぶべき年でしょう。浦田健さん、長嶋修さんなど、大家業界で名の知れた影響力ある方々も、このテーマで情報発信するようになったので、読者の皆様も、海外不動産の話を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

よく知らないけど、なぜか気になる「海外不動産」…。その魅力を一言でいえば、今の日本では得難くなった「上昇感覚」。
つまり、
・家を買えば、当たり前に値上がりしていく
・毎年、入居者からもらう家賃が上がっていく

たとえば、私は2002年にオーストラリアで自宅(3部屋の土地付き戸建)を買い、この国を離れた2005年から今日まで、8年間、貸し続けていますが、

Australia_house当時の家賃  300ドル/週
いまの家賃  475ドル/週

8年間で、なんと60%近くも、賃料が上がったのです。
しかも、オーストラリアは日本と違って慢性的な住宅不足。
私の物件が空室になった期間は、8年間のうち、たった10日ほど。空室率0.3%というありえない数字!

この物件が位置するエリア(シドニー近郊Parramatta)では、空室率が最近上がり気味ですが、それでも、たった1.5%。
オーストラリア全国平均も2%を切る…この国の賃貸経営は空室とはほぼ無縁です。

もう一つ、私が賃貸物件を持っている、アメリカはデトロイト近郊Mount Clemensの物件も、今のところ、順調に賃料を稼いでいます。
ここは、オーストラリアと違って、空室率が15-20%と高い地域なのですが、運よく、管理会社が入居づけしてくれて

america_house昨年の賃料 600米ドル
今年の賃料 650米ドル

と、こちらも上昇中。
デトロイトといえば、財政破綻のマイナスイメージがありますが、実は足元の不動産価格は上昇中。昨年以前に比べて、高利回りの戸建物件が仕入れにくくなったと感じます。

日本の賃貸経営は、特に地方に行くほど、あるいは築古になるほど、空室や賃料低下との戦いになります。
そんな状況のなか、もし資金に余裕があるのなら、一つの選択肢として、経済状態の良い海外の国で物件を買い、「上りのエスカレーター」に乗ってみるのも、アリかもしれませんね。

もっとも、海外に物件買えば万事うまくいく、みたいな甘い話ではありません。
私はこれまで、数限りなく失敗を繰り返して、かなりの損もしてきました。
その経験から学び、工夫してきたからこそ、今日、各国の物件が順調に稼動してくれているわけです。
これから海外物件を買う人は、私の犯した失敗を繰り返さず、より賢い買い物ができるかもしれません。

次回は、海外での賃貸経営の大変さや、ありえないトラブルについて、お話ししますね。

【このコラムの著者】

鈴木 学

アジア太平洋大家の会 会長
1968年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業。
卒業後、ITエンジニア・マネジャーとして、日本、豪州、中国、米国、インドの5ヶ国で勤務経験あり。海外在住経験は8年間。 2002年、豪州シドニーで不動産を買い賃貸に出し、日本から遠隔管理して自信をつけたことを皮切りに、現在では、日本、オーストラリア、米国、タイ、英国、ドイツに、計21室を所有・経営するグローバル大家。

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